施術者として大きな転換となったマッサージテクニック
はい、どうも!八千代市の走るマッサージ屋さんアクアテラス、笹目でございます。
本日は前回からの引き続き、ディープティシューマッサージのお話でございます。
前回はこちら→『ディープティシューマッサージって何?』
さて、このディープティシューマッサージ。
欧米ではメジャーなマッサージテクニックでございますが、日本ではほとんど馴染みがなく、実際、日本では限られた施設でしか受けられません。
わたくし調べではございますが、パッと検索したところ、ちゃんとしたディープティシューマッサージを受けられそうな施設は都内で2店舗ほど。
千葉県では当店のみとなります。
どこで学んだのか?
さて、そんなマニアックなテクニック、ディープティシューマッサージ。
私が最初に学んだのはスウェディッシュマッサージを学んだお師匠さんのスクール。
そこで、アドバンステクニックとして教えていただきました。
スウェディッシュマッサージ、ディープティシューマッサージとも少量のオイルを使用して行うマッサージテクニックのため、アメリカのマッサージ学校ではこの2つをセットにして学んだり、アドバンスのテクニックとして教えてくれるところが多いそうです。
が、お師匠さんのところではあくまでスウェディッシュマッサージがメインのスクールでしたので、ディープティシューマッサージはちょっとした上級者用のテクニックとして学べたのみでした。
その後、ディープティシューマッサージに興味を持った私は
『どこかでもっと詳しく学べんものか…』
と調べた結果、出会ったのが…
本📚!
え~、‟通信教育で空手を習った”的なお話でございますが、ただですね、この本が非常にいい本でございまして🥋。テクニック本としてはもちろんですが、施術者の心構え的なことについても書かれておりまして、わたくし、本気で日本の全施術者必読の本だといまでも思っております👍。
で、この本で学んだわけですが、さすがにそれだけで
『ディープティシューマッサージを学びました!💪』
と胸を張って言えないわけで、その後もどこかで学べないものかと色々と探しておりました。
習った人に習う
上記の本に出合ったのが2011年の初め。東日本大震災があった年でございます。
今振り返るとわたしのセラピスト人生でも大きな転換期であった年です。
まず、その年の夏。
この本の翻訳者の広橋先生の初めてのワークショップが開催。
one dayのワークショップでしたが、広橋先生はこの本の著者でもあるArt riggs氏から直接ディープティシューマッサージを学んだ方。
このチャンスは逃しちゃいかん!と喜び勇んで参加。
そして、その年の9月。
なんと、著者のArt氏が初来日して4日間の集中講座を都内で開催するとのこと。
本人から学ぶ
その当時、すでに店舗運営しておりましたわたくし。
開業以来、4日間続けて休んだことなどございませんでね、お客さまにも迷惑をかけてしまうので悩みましたが、いつまたArtが来日してくれるかもわかりませんし(結局いまのところこの1回のみしか開催されておりません)、何より、ずっと学びたかったディープティシューマッサージを第一人者のArtから直接学べるこの機会を逃してはいかん!と気合たっぷりで参加👃💨。
内容はとても素晴らしく、詳しくはその当時書いたブログをご覧いただければと思います。
あまりに良かったので3回もワークショップについて書いてしまった当時のわたくし。
震災や原発事故の影響がある中、予定通り来日してくれたArt、開催してくれた主催者さん、そして、Artの説明をニュアンスも含め完璧に伝えてくれた通訳の方、一緒に参加した皆さん、どこをとっても本当に素晴らしいワークショップでした。
リラクゼーションから治療院スタイルへ
その後、スウェディッシュマッサージをベースに必要な場合はこのワークショップで学んだディープティシューマッサージを組み込む、現在の治療的マッサージに続くようなスタイルが徐々に出来上がっていきました。また、この時学んだ姿勢分析の技術が今の治療のベースになっています。
そして、より治療院としての知識を学ぶために鍼灸とあん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得するのですが、そのお話はまた追々。
あ、ちなみにですが、今回ご紹介したディープティシューマッサージやスウェディッシュマッサージなど、欧米でメジャーなマッサージテクニックを使用しておりますわたくしですが、だからといって英語が話せるわけでは当然なく。英語はほとんど話せません。
ただ、ご提供しているメニューの特性からか、移転前の横浜、そして、移転後の八千代市でも日本在住の外国の方もたまにご来店くださいます。そういう時はスマホの翻訳アプリとあとは気合のボディーランゲージで乗り切っております(笑)